皆さま、こんにちは。ホンヤク社の成田です。
台風の影響が大きな一週間でした。皆さまの近辺は大丈夫でしたでしょうか。
今回は、キャプチャについてお話しします。キャプチャとは、MS Wordのワイルドカードでもご紹介したように、「( )」で文字や文字列をグループ化することです。別の箇所で「\」と数字との組み合わせを使用することで、グループ化した文字列を再利用した検索や置換が可能です。
<例>
(.+)[府県]\1市
⇒ この例は、「府」あるいは「県」の前の任意の1文字以上の文字列が、後ろ側で「市」の前でも同様に繰り返されるという意味です。ですので、「京都府京都市」「山形県山形市」「和歌山県和歌山市」などがヒットします。
(.+)[府県]の\1市は、\1[府県]の県庁所在地である。
⇒ 上記の例の応用版としてご紹介しますが、キャプチャした文字や文字列は「\」と数字との組み合わせを何度も利用して呼び出すことが可能です。なのでこの例では「大阪府の大阪市は、大阪府の県庁所在地である。」や「長野県の長野市は、長野県の県庁所在地である。」という文字列がヒットします。ただし、「栃木県の栃木市は、栃木県の県庁所在地である。」という事実と異なる例もヒットしますのでご注意ください。
<(tag1)>.+</\1>
⇒ これは、「tag1」という名前のタグをキャプチャしており、後ろ側の「/」と「\1」の組み合わせは「/tag1」であることを示します。ですので、「<tag1>」「</tag1>」の間に1文字以上ある文字列がヒットします。
<(tag1)><(tag2)>.+</\2></\1>
⇒ キャプチャは同時に複数使用することが可能です。この例では、入れ子になっている2種類のタグの開始タグ<tag1>」「<tag2>」と終了タグ「</tag2>」「</tag1>」の間に1文字以上の文字列が入力されているケースがヒットします。
いかがでしたでしょうか? キャプチャの基本的な使用法がおわかりいただけたら幸いです。
次回は、キャプチャについてさらに詳しいお話をしたいと思います。
