正規表現の検索・置換例その8 数字関連その③

原文ファイルのトリセツ

皆さま、こんにちは。ホンヤク社の成田です。
10月に入ってから、東京は天気が落ち着いてきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

今回は、引き続き正規表現を使った数字関連の検索・置換方法をご紹介したいと思います。これまでにお話しできなかった例をもう少し挙げます。

 

<例>
・数字を検索するときの注意
たとえば、[検索する文字列] に「\b([1-9])([0-9]{3,})\b」と入力すると4桁以上の数字を検索できますが、これでは全角の漢字やひらがななどの間にある数字(例:この木の樹齢は1000年だ)や単位がスペース区切りなく入力されている場合(例:1000mm)などの数字はヒットしません。それらのケースも含めて検索したい場合は「\b」を除いてください。ただし、前回の繰り返しになりますが「\b」を除くと桁数の多い数字の途中部分も拾ってしまいますので、対象文書で出現する数字の種類やパターンなどを考慮した上で最適な方法を選ぶと良いでしょう。

 

・数字と単位の間に半角スペースを挿入したい
検索する文字列:([0-9]{1,})([a-z])
置換する文字列:$1 $2 ※「$1」「$2」の間に半角スペースが入っています
検索オプション:上方向へ検索する
⇒単位がアルファベット小文字の場合に限りますが、上記の手順で数字と単位の間に半角スペースがないものを検索し、置換でスペースを挿入することができます。ポイントとしては前回もご紹介したように [検索オプション] で「上方向へ検索する」にチェックを入れることで、2桁以上の数字が何度もヒットするのを防ぎます。

 

いかがでしたでしょうか? Microsoft Wordのワイルドカードと同様に、さまざまな置換ができることがおわかりになれば幸いです。

次回は、文章や段落についての検索・置換例についてお話ししたいと思います。