皆さま、こんにちは。ホンヤク社の成田です。
もう7月も終わりです。引き続き暑い毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、正規表現の後読みについてご紹介したいと思います。後読みとは、「指定のテキストの後にあるテキストをヒットさせる」というもので、先読みとは逆の機能を持つ正規表現です。後読みは、「(?<=)」と記し、「=」の後ろに任意のテキストを入力することで使えます。
後読みの基本的な使用例を紹介したいと思います。
例
(?<=20)\d{2}
⇒「20」の後にある数字2文字をヒットさせるための、後読みを使った正規表現です。「2001」「2010」「2018」などが検索対象テキストのときに「01」「10」「18」といった下2桁だけをヒットさせることができます。
(?<=\.)\w{3}
⇒「.」(ドット)の後ろにある3文字のテキストがヒットします。たとえばファイル名が羅列になっているテキスト群から拡張子部分だけ(ドットを含まない)をヒットさせたいときなどにこのように後読みを活用できます。
(?<=[tT]he )\b\w+\b
⇒「the」または「The」の後に続く英単語がヒットします。このように後読みを使うことで、記号や単語といった特定の条件の後に来るテキストを効率的に検索できます。
いかがでしたでしょうか? 後読みの基本的な機能と使用法がおわかりになれば幸いです。
次回は、「指定以外のテキストの後にあるテキスト」を検索するための否定先読みについてお話ししていきたいと思います。
