正規表現 はじめに

原文ファイルのトリセツ

皆さま、こんにちは。ホンヤク社の成田です。
ようやく涼しくなってきたと思ったら、寒い日もあった今週でしたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

 

今回から、本ブログでは正規表現をご紹介して参ります。正規表現は、これまでに取り扱ってきたMS Wordのワイルドカードと同じように、特定の文字や文字列を使用して一定のパターンに当てはまる文字列を検索したり置換したりするために用いられます。ワイルドカードよりもやや複雑な部分はありますが、その分さらに多様な検索・置換ができると言って良いかと思います。さまざまな正規表現をご紹介していきたいと思っております。
(ブログのタイトルと内容がかなり離れてきていますが、その点は大きな心と目でご覧くだされば幸いです)

 

さて、正規表現はプログラミング言語によって種類があるのですが、これから本ブログで取り扱うのは翻訳支援ツールのTrados上で使用できるタイプのものです。専門的な説明は省きますが、Trados上でのチェックやQA時に当社のスタッフが使用する例なども本ブログで紹介し、翻訳やチェック作業において実用的・役に立つ内容にしたいと考えております。

 

Tradosでは、エディタビューのメニューバー [レビュー] で表示されるフィルタ内か、あるいはCtrl + Hで出現する [置換] ダイアログボックスの検索オプション [次を使用する] → [正規表現] を選択すると正規表現が使用できます。

 

次回から、実際の正規表現の例をどんどんご紹介して参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。