ダーウィンの「種の起源」が中国語の子ども向け絵本に

世界翻訳ニュース

ダーウィンの「種の起源」初版発行から150年以上となる2014年1月に、標準中国語に翻訳された子ども向け絵本が中国全域で発売された。

この本は、カンザス大学生物多様性研究所のDesui Miao氏が行った、北京の国家動物博物館でのダーウィンについての講義が契機となり発売されたものである。同講義に出席していた10歳の男の子が、Miao氏が中国語に翻訳した「種の起源」の学術版に関する講義は楽しかったが、すべては理解できなかったので、子ども用にもう一冊書いてもらえないかと本人に尋ね、その後ジャーナリストからも、出版社を見つけてくるので子ども用の翻訳本を書かないか、と打診されたことが出版につながった。

絵本は、中国の大手児童書籍出版社から発売されたが、初版、再版ともに発売後4ヶ月も経たないうちに売り切れ、販売総数は、2万部以上にのぼるという。