素早く稼ぎたい翻訳者のための80対20の法則

世界翻訳ニュース

米在住のスウェーデン語翻訳者によって運営されている、フリーランス翻訳者のキャリアやライフスタイルを応援するサイト「Marketing Tips for Translators」では、80対20の法則を用いて翻訳者が上手に収入を得るためのヒントを紹介している。内容は以下の通り。

80対20の法則はパレートの法則とも呼ばれ、全成果のうちの大部分(80%)は成果を生み出す用因のうちごく一部(20%)から生じているという経験則だ。

この法則に基づいて考えると、フリーランスの翻訳者が収入を上げるためには、新規の顧客を開拓することに焦点をあてるより、数としては全取引先の20%に過ぎないかもしれないが、既存の顧客にベストな仕事を提供することで仕事を増やしてもらうほうが良いということだ。新規の顧客を増やす努力をしなくてよいということではないが、新規開拓に使う労力とその対価を考えた時、新規の顧客より、収入の80%を占めるであろう既存の顧客からの仕事を大切にしたほうが効率的だという考えである。