MS Excel 関数・数式編(その2)

原文ファイルのトリセツ

皆さま、こんにちは。ホンヤク社の成田です。

本年も余日が少なくなってまいりましたね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

今回は、Microsoft Excelの関数・数式ご紹介の2回目です。前回に引き続き、文字列に関係するものをご紹介し、翻訳の際に注意すべきポイントなどについて触れたいと思います。

 

・「LEFT/RIGHT」関数

対象セルの左あるいは右から○文字分を返す、という機能を持つ関数です。たとえば「東京都」と記載されたA1セルに対して「=LEFT(A1,2)」とB1セルに入力すると、「東京」の2文字のみがB1セルに表示されるようになります。A1セルが英訳されて「Tokyo Metropolis」となった場合、B1セルは「To」という表示になります。

 

・「PHONETIC」関数

ふりがなを振る関数です。当然ながら対象セルが英文になると無意味になります。

 

・「ASC/JIS」関数

「ASC」は全角の英数カナ文字を半角の英数カナ文字に、「JIS」はその逆にする関数です。これが適用されていると、半角英数字で英語を入力しても、すべて全角表示になってしまう、などといったことが起こります。

 

・「UPPER/LOWER」関数

英字をすべて大文字あるいは小文字にする関数です。これが適用されていると、英文の文頭のみ大文字表記したつもりでも、表示はすべて小文字になってしまう、などといったことが起こります。

 

・「EXACT」関数

文字列の比較を行う関数です。A1セルとB1セルの内容は同じか、などといったことを調べる際に使われます。

 

なお、シート内でどのセルに関数や数式が使われているかを検出したい際には、F5のジャンプ機能を使うのが便利です。[セル選択] をクリックして [数式] をオンにして [OK] ボタンを押すと、シート内の該当せるが反転表示されます。

※画面はMicrosoft 365のWord(2022年12月現在)です

 

いかがでしたでしょうか? 関数や数式は、数字ばかりでなく文字列に関係するものもあるため、取り扱いには注意が必要なことがお分かりいただけたかと思います。本ブログでご紹介したものについては、少しでも頭の片隅に置いてくだされば幸いです。

 

次回は、Excelのコメント機能についてご紹介します。