オタワ在住の夫妻、中東の歴史ある言語の維持に貢献

世界翻訳ニュース

中東には数世紀にわたりある小地区のみで継承されている話し言葉があるが、その言語の維持にオタワ在住の夫妻が重要な役割を果たしている。

この夫妻は、カナダのカールトン大学の言語学教授Erik Anonby氏とオランダのライデン大学の研究員Christina van der Wal氏で、過去10年間にわたりクムザール語の包括的な文書化に貢献している。

同夫妻は、現在約5000人が話すクムザール語を学ぶためにオマーン北部のムサンダム半島の端にあるクムザールという人里離れた村に2年近く居住し、クムザール語の文字表記の開発、辞書の編纂、および文法に関する書籍の執筆を行った。