メイン州で外国語教員が不足

世界翻訳ニュース

有資格の外国語教員探しに苦心しているメイン州のいくつかの学区では、デジタル化した教材に目を向けはじめている。
外国語教育にロゼッタストーン(Rosetta Stone)の導入を決定した学区も複数ある。教員が見つからないのなら、コンピュータのソフトウェアを採用しようというのだ。

先ごろメディアの注目を集めたのは、ロゼッタストーンの購入を決定したサマセット郡のMadison Area Memorial高校だ。そのほか、ビンガム、ダイアー・ブルック、リンカーンの各郡でもソフトウェアが頼みの綱になっている。

外国語教員の志願者不足は、より小規模で僻地にある学区ほど深刻になっている。生徒に提供する言語の選択肢を増やそうにも予算は厳しい。
語学教員を目指す大学生が少ないことも、原因のひとつになっている。