オーストラリア、職場監視機関の機械翻訳導入に非難の声

世界翻訳ニュース

オーストラリア政府の職場監視機関であるFair Work Ombudsmanが、同機関の多言語版ウェブサイトに関して、国内の翻訳業界から批判を受けている。このウェブサイトでは、雇用主・雇用者の権利や責任に関する詳細情報を提供しているが、最近、40言語に機械翻訳できるようMicrosoft Translatorが組み込まれた。これに対し、複数の言語サービス会社が、このような政府機関のウェブサイトに機械翻訳を導入するのは不適切かつ危険であると非難している。