2020年1月、WHOが新型コロナについて緊急事態宣言を発出してから、
私たちの生活や働き方は大きく変化しました。
当社も例外ではありませんでした。日々の出社が完全在宅勤務となり、
固定席がフリーデスクに変わり、オフィスの席数も大幅に削減されました。
従来の当たり前が一変する中で、私たちは「新しい視点」に気づきました。
・在宅でも十分に業務を回せること
・Zoomをはじめとするオンライン会議で意思疎通を十分に図れること
・自宅だからこそ集中して仕事に臨めること
思わぬ収穫でしたが、大きな発見でした。
一方、通訳業界にとってもコロナは想定外でした。
自然災害のように「全員が同じ状況で会議が中止になる」のではなく、
「一刻も早く議論を進める必要があるが、対面では集まれない」という特殊な状況が生まれました。
そこで急速に広まったのが、オンライン会議における逐次通訳・同時通訳です。
通訳者たちは数多くのオンライン会議を経験し、環境改善やスキルアップを重ね、
柔軟に対応できるようになりました。会場や機材の工夫によって、
音声環境も大きく改善されています。
そして、この経験の積み重ねにより、お客様により良いサービスをご提供できるようになりました。
さらに、コロナ禍で定着したオンライン会議の仕組みは、アフターコロナでも活用されています。
会場に一部参加者が集まりつつ、海外拠点や在宅参加者はオンラインで接続し、
通訳者が両方に対応する「ハイブリッド型」の案件も多くなりました。
これにより、従来の同時通訳機材に加え、ZoomやTeamsなど
オンライン会議ツールへの対応力が不可欠となっています。
その結果、当社では次のようなメリットをお客様に提供できています。
- コスト:通訳者の交通費や出張費を削減できること。
- スピード:ご相談から見積り・手配・通訳実施までのリードタイムを従来より大幅に短縮できること。 通訳者のスケジュールが合えば、時間帯を問わず柔軟に対応でき、急なご依頼にも迅速に対応できること。
- 品質の選択肢:通訳者の居住地に縛られず、専門性の高い通訳者を選べる機会が広がったこと。
当社は、コロナ禍で得た知見とネットワークを活かし、
「どんな状況下でも安心して通訳を任せられる」 サービスを提供しています。
自然災害や感染症など不測の事態があっても、常に最適な通訳環境をご提案いたします。
FAQ
Q1. 通訳料金はどのように決まりますか?
A. 料金は、ご利用の日程・会場・専門分野などの条件により異なります。
まずはお気軽にお見積もりをご依頼ください。
Q2. 逐次通訳と同時通訳の違いは?
A. 同時通訳は話者の発言とほぼ同時に通訳を行う方式で、主に国際会議やセミナーなどで使用されます。一方、逐次通訳は話者が一定の区切りで話を止め、その後に通訳者が訳す方式で、会議や商談などでよく使われます。
Q3. どのタイミングで依頼すればいいのか分かりません。
A. 会議日程や場所、使用言語、通訳方式(同時/逐次)が確定した時点でご相談ください。資料や目的が固まり始めた段階で相談すれば、準備時間を十分に確保できます。急ぎの場合でも対応可能な場合はありますが、通訳者の質や確保の可否に影響が出るため、早期のご相談をおすすめします。