ソフトウェア管理への
品質アプローチ -2

品証・品管ニュース

BPO(ビジネスプロセスオーナー)は、システムプロセスを理解し、改修を検討する際に大局的な視点を提供する存在である。BPOは、ソフトウェア要件を新規設定または改訂する際に、構成管理の観点から支援を行う。システムの改修では、要件を把握し、それを技術チームに伝え、実行可能性を評価してもらうことが必要になる。要求されたシステム変更のドキュメンテーションに始まり、評価、システムおよびユーザーのリスク評価、そして承認された要件の最終的な実装計画作成に至るまで、どの段階でも技術チームとBPOとの密接なコミュニケーションが不可欠だ。

 

 

「慎重かつ懸命の努力で、ソフトウェア導入の恩恵を最大限に享受可能」

 

 

システムの稼働を開始したその日から、導入企業ではシステムと技術ドキュメンテーションの変更に対応できるようにしておかなくてはならない。堅牢な変更管理プロセスの重要性は、いくら強調しても足りないほどだ。このプロセスで作成される情報は、ソフトウェアとそれを支えるドキュメンテーションがどう進化したかを示すもので、管理された正当な方法で変更が実施されていることを証明する。では、システムの変更があるたびに常に同程度のドキュメンテーションを要するのだろうか。その答えは、ビジネスのやり方やシステムに対するリスクにより大きく異なる。日常的な変更やシステム機能に影響しない変更は、変更管理の対象外として管理者ガイドに記載しておくことも可能だ。変更管理の対象から除外することを承認された項目については、技術チーム、BPO、QAで協議し、統合リストを作成して除外の妥当性を示すことなどが考えられる。

 

このリストには、変更を特定する基本情報(番号、名称、内容など)に加え、変更の影響、実施計画、包括的リスク評価(影響緩和策含む)などの詳細情報を盛り込み、実施結果の概要を記載する欄も設けるべきだ。(-3に続く)

 

 

 

※原文記事を機械翻訳+人手校正(ポストエディット)にて作成しております。