ソフトウェア管理への
品質アプローチ -1

品証・品管ニュース

最近のソフトウェアは、幅広いカスタマイズが可能だが、それ故に生じる課題がある。

 

ソフトウェアが重要な役割を果たしていない事業や産業など、ほとんどない。携帯電話やノートパソコンから製造システム、さらには規制対象産業向けの検証済みソフトウェアに至るまで、あらゆるソフトウェアが我々のビジネスプロセスを実行するために働いている。一旦ソフトウェアを導入すれば、その管理・保守は導入した企業の責任となることが多い。要求の進化やビジネスプロセスの更新に合わせてシステムを変更する必要性を考えると、品質管理基盤を構築してソフトウェアを保守管理することが不可欠だ。

 

最近のソフトウェアは、構成の柔軟性が高く、幅広いカスタマイズが可能だが、それ故に生じる課題がある。具体的には、ソフトウェアまたはその構成要素に対して保守責任を負う導入先の企業が、しっかりとした管理の下で計画的に保守を行わなければならない。これには、継続的な保守作業や強固な構成管理と変更管理を実施するための品質プロセス、リスクに応じた意思決定、規定された方法で確実に変更を実施するためのドキュメンテーション基盤の整備などが必要だ。

 

ソフトウェア保守に関する品質管理活動を行うには、技術チームとBPO(ビジネスプロセスオーナー)という形で専門のリソースを設けることが望ましい。技術チームは、1人でも少人数のグループでも構わないが、上級ユーザーか管理者、つまりこの分野に詳しく、システム操作に精通した人を割り当てる。技術チームの仕事は、システムの保守に加え、システム全体のドキュメンテーションを提供することだ。このドキュメンテーションは、最低でも、ユーザーアカウントの支給方法とセキュリティやアクセスの管理方法について解説した管理者向けガイドとすべきである。(-2に続く)

 

 

 

※原文記事前半を機械翻訳+人手校正(ポストエディット)にて作成しております。