米国人は外国語への興味を失いつつある?

世界翻訳ニュース

ワシントン・ポストのRoberto A. Ferdmanの記事によると、外国語を受講する生徒が米国で激減している。

米国現代語学文学協会(MLA)が2015年2月に発表した報告書では、2013年に外国語を履修した生徒は、2009年と比較しておよそ100000人も少ないという。外国語を履修する生徒の半分以上が選択していた人気のスペイン語ですら、1958年以来初めて履修者の減少を記録した。

特筆すべきは、大学に進学する生徒は増えているのにも関わらず、外国語授業の履修者だけが減っているという点だ。100人中9.1人が外国語を履修していた1995年と比べ、2013年は100人中8.1人だった。