消えゆく言語を救う100万ドル

世界翻訳ニュース

欧州の消滅危機言語を守り活性化させるための研究支援として、124万ドル(約1.5億円)の寄付金を、スミソニアン・フォークライフ文化遺産センターが、ある企業から受け取った。この支援を受けた5ヵ年プロジェクトは、社会的、文化的、政治的、経済的な要素を考慮して、危機言語を健全に維持するための様々なアプローチを評価する予定である。

寄付を行ったのは、スイスに本社を構える薬剤会社「フェリング・ファーマ株式会社」。その社名は、北海に浮かぶドイツ領のフェール島で話されている言語(北フリジア語の方言)に由来している。そしてその言語は、まさに絶滅の淵にある。