パラグアイの公用語がFirefoxで利用可能に

世界翻訳ニュース

パラグアイの公用語のひとつで、先住民族グアラニーに由来する言語のグアラニー語が、Firefoxで利用できるようになるという。

パラグアイのアスンシオン国立大学に所属する言語学者とソフトウェアエンジニアがチームを組み、Mozilla Firefoxのブラウザをグアラニー語に翻訳している。このようなテクノロジーにラテンアメリカのネイティブ言語が使用されるのは初めてだという。

このプロジェクトでは2年を費やし、45000語を翻訳した。「Aguaratata」と呼ばれるテスト版は誰でもダウンロードして試すことができる。

グアラニー語はスペイン語と並ぶパラグアイの公用語で、ブラジル南部とアルゼンチン北部の一部でも使われている。