パルス渦電流を利用した検査方法が腐食の発見に役立つ理由 -3

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パルス渦流探傷試験(PEC)では、材料に浸透した磁場が安定状態に達すると、コイルに流れる電流が突然遮断される。すると磁場の変化によりパイプに渦電流が発生する。この渦電流で新たな磁場が発生し、それをプローブのコイルで測定する。検出される信号は時間の経過とともに減衰するため、パイプの肉厚が大きいほど信号の減衰に時間がかかることになる。そこで専用のアルゴリズムを用いて渦電流の減衰を解析し、残存肉厚との相関を求める。
 
 

図1:肉厚が公称値を下回ると、磁場減衰率は低下する。(画像の出典: Eddyfi Technologies)


 
 
PECの最大の利点は、保温材や防護カバー、金網などの上から検査できることだ。これは保温材下腐食や耐火材下腐食の検査で大きなメリットがある。保温材をはがしたり、設備を停止したりする必要がないため、その分コストや時間を削減できるからだ。このように厚さ数インチの保温材の上から検査できることに加え、PECはたわみなどで生じるリフトオフ変化に対しても極めて耐性が高い。
 
 
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※原文記事を機械翻訳+人手校正(ポストエディット)にて作成しております。