フェイスブックが語る統計的機械翻訳の限界

世界翻訳ニュース

翻訳や言語のテクノロジーに関する情報発信サイトSlatorが、フェイスブックの自動翻訳機能戦略を紹介している。

フェイスブックの言語技術チームでリーダーを務めるAlan Packer氏は、16億人いるというアクティブユーザのうち、半数以上は英語を使用しない、またはお互いの言語がわからないことがほとんどだという。一方で、フレーズに基づいた統計的機械翻訳は限界を迎えているという意見には、言語業界のエキスパートたちも同意している。

同氏は、機械翻訳は技術的には正確な翻訳ができるが、流れが不自然で人間的ではない、と指摘する。彼のチームが目指すのは、AI(人工知能)をフェイスブックに取り入れることだ。