品質への総合的アプローチ:2023年のクオリティ・ショーで年間最優秀工場賞を受賞したリード・スイッチ・デベロップメンツ社とのイベント後インタビュー -3

品証・品管ニュース

御社は複数世代にわたり家族経営を続けている中小企業ですが、そのことは今話された考え方にどう影響していますか。
 

ダーリン:私は2代目の経営者です。当社は56年の歴史を誇り、今後もまだまだ成長していきます!私たち家族にとって、会社経営は決して利益だけの問題ではありません。肝心なのは、私たち自身が大切にする価値観を土台に、家族的で安定感があり、プロ意識の高い雰囲気を作り、従業員が真の帰属意識、安心、安定、継続性を感じられるようにすることです。私にとって会社の文化は大きな誇りであり、それを育むための努力は惜しみません。これまでの経験から、人材、プロセス、能力、そして総合的な品質文化の発展に注力すれば、収益の成長は自然と後からついてくるものだと感じています。
 

デジタルトランスフォーメーションと自動化は、御社の今後の品質管理戦略にどう影響すると思われますか。
 

ローゼンバウム:職場環境が人間工学的な面で改善される、社内プロセスが効率化する、大量生産能力が向上する、カスタム製品開発プロセスの標準化が促進されることなどが考えられます。
 

品質に対してより総合的なアプローチを検討している他の工場に対してアドバイスをお願いします。
 

ローゼンバウム:文字どおり草の根レベルで始めることです。そこから従業員との協調的な対話を継続することが大事です。トップは、実際に仕事をする担当者の声に耳を傾け、学ぶ姿勢を持たなければなりません。このような「現場」の従業員による洞察は特に貴重です。現場で働く人ならではの業務に対する深い理解が示されるからです。
 

ダーリン:従業員に対しては、とりわけ自らが担当する職務、プロセス、作業指示の中で、品質改善のための提案を出すように積極的に奨励し、インセンティブを与え、報奨を設けるべきです。従業員インセンティブ制度のような取り組みを導入し、効果のある提案を出した従業員を評価し、報酬を与えれば、従業員のエンゲージメントが大幅に向上し、品質指標の改善につながります。

 

(-完)

 

 

※原文記事を機械翻訳+人手校正(ポストエディット)にて作成しております。