英国で文芸翻訳者の3分の1がAIに仕事を奪われていると回答

世界翻訳ニュース

文芸翻訳者などの著作者を対象とする英国最大の労働組合が実施したアンケート調査によると、約3分の1(36%)の翻訳者が生成AIにより仕事を失ったと回答し、将来自身の収入にAIによる悪影響が及ぶと考える翻訳者は4分の3以上(77%)に上っている。
また、AIシステムの開発に著作物が使用される場合は、著作者からの事前の使用許可とクレジットの表示、著作権使用料の支払いが保証されることや、AIを使用して制作を行った場合はその旨を明示することを含む法規制を求める声も上がっている。