フロリダ州の聴覚障害者コミュニティ、手話通訳者の認定を州へ働きかける

世界翻訳ニュース

聴覚障害者を支援するフロリダ州聴覚障害者協会とフロリダ州手話通訳者協会は、手話通訳者の認定制度を規定する法案を支持している。両団体は、同法案への関心を高めるために3月10日を聴覚障害啓発デー(Deaf Awareness Day)とし、手話通訳者や聴覚障害者コミュニティ、支持者らが州議会議事堂の正面階段に一堂に会するイベントを企画している。

北米では複数の手話が使われているが、米国障害者法で認可されているアメリカサインランゲージ(ASL)が最も広く利用されている。現在、ASL通訳者の認定は国家組織である全米手話通訳者協会によって行われており、州には手話通訳者を認定およびその技術を監督する機関や委員会はない。