アメリカの「バイリンガル力」

世界翻訳ニュース

アメリカにはスペイン語を話す人々が何百万人もいるが、そのような環境下で逆に「アメリカ語」にこだわる人々も多く、物議を醸しているようである。

アリゾナのニュースキャスター、Vanessa Ruizの発音するスペイン語の名前や地名がオーバーなスペイン語発音だとして、いらついた視聴者が「メキシコの楽団員ではないのだから、きちんと英語を話してほしい」などとツイート。Ruiz氏が放送で「私の発音に慣れて欲しい」とコメントするまでの騒動になった。

また、次期アメリカ大統領選挙に立候補しているJeb Bush(第43代大統領ジョージ・Wブッシュの弟)は、妻がメキシコ系アメリカ人であることから流暢なスペイン語を話すが、同じく共和党の有力候補、Donald Trumpは「Bush氏はアメリカにいるのだから英語を話すべき」と苦言を呈している。

上記は、英国週刊誌「The Economist」のブログ「Prospero」の9月11日付の記事に掲載されている内容の一部だ。さらに同記事では、アメリカ英語が重要な言語であることは認めながらも、英語に加え第二言語を話せることは大きな称賛に値するとしている。