品質部門の職務範囲を越える -5

品証・品管ニュース

異なる分野に関与して経験を積む

品質担当者の才能と能力が、会社の他の重要事項のために必要とされる場面もある。その一例が、展示会や見本市のような対面イベントだ。品質部門は、議論の場で技術的な見識や状況に適したアドバイスを提供することで、事業企画部門や製品管理部門を支援できる。また、品質部門が前面に出て直接関与すれば、会社の信用を高めることにもなる。

 

一方、こうしてさまざまな状況に対応する機会を増やし、技能を磨けば、品質部門自体の強化にもつながる。品質担当者は、ともすると分析的、理論的になりすぎる傾向があるが、それを是正する効果もありそうだ。顧客と直接触れ合う機会を通じ、品質部門のメッセージ発信力が高まり、組織全体の共感を得やすくなる可能性があるからだ。異なる分野での経験は、顧客の声を組織全体に浸透させ、目標やマネジメントシステム、工程との整合性を図るのに役立つ。

 

 

 

 

 

 

 

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※原文記事を機械翻訳+人手校正(ポストエディット)にて作成しております。