AI翻訳の精度が高まるなか、中国の大学の外国語専攻の先行きは不透明(世界翻訳ニュース)

世界翻訳ニュース

Chinese foreign language majors face uncertain future as AI replaces basic skills

 

中国の大学では、1999年から2010年にかけて外国語専攻は人気を博し、学科の数が増大するとともに、就職率も上昇し、2005年の英語専攻の卒業生の初任給は全国の学士課程修了者の平均を15パーセント上回っていた。しかしAI技術の進展に伴い状況は一変し、外国語専攻者の就職率は下降していき、学科の廃止や募集停止を余儀なくされる大学が相次いでいる。AIは言語産業を変容させることはあっても、取って代わるわけではなく、特にコミュニケーションの機微や文化の理解が必要な場面で人間の創造性は活かされるので、大学の研究者からは、言語だけでなく、言語学、AI、データサイエンス、文化研究などの分野も合わせて専攻することに活路を見出すことが提案されている。

 

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