言語の壁が崩壊する日も近い?

世界翻訳ニュース

「The Industries of the Future」の著者、Alec Ross氏が、The Wall Street Journalで機械翻訳の進歩について語っている。内容の一部を下記に紹介する。

Google翻訳などの機械翻訳の機能は急速に発達している。昔ながらの辞書を使った翻訳方法と比べて素早く便利に使えるが、正確性や機能性の面ではまだ十分とはいえない。しかし10年後はどうだろう?

機械翻訳は演算によって発達する。1日に2億人を超える人々が機械翻訳を使い、翻訳が間違っているとユーザーはエラーのフラグを立てる。日々行われる細かい修正が、今後の翻訳に役立てられる。機械翻訳の発達とは、単純に高性能の演算能力とソフトウェアとデータ量の問題なのだ。近い将来、人々は機械翻訳を通じ複数言語で会話できるようになり、言語の壁と言う概念自体が消え去るのではないだろうか。