EUのオンラインリソースが翻訳の質と生産性の向上に一役

世界翻訳ニュース

“”EUは設立以来、多言語での発信に力を注ぎ、複数言語に翻訳されたEU関連文書に一般市民がアクセスできるように取り組んできた。このため、複数言語によるオンラインリソースが発展した。これらのリソースは、幅広い分野で活動する言語専門家にとっても役に立つと、フリーランス翻訳者Silvia D’Amico氏は指摘する。

EUの条約や法規、指令、公文書、データベースは、オンライン上において無料で利用できるようになっており、全24公用語の ほぼすべての言語組み合わせとなる552の組み合わせで提供されているとのことだ。

EUのオンラインリソースには、EU組織間の専門用語データベースInter-Active Terminology for Europe (IATE)、EUの参照文献が閲覧できるEUR-Lex、欧州裁判所の判決内容が集積されているCURIAなどがあるという。
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