現状のCATツールは非効率?

世界翻訳ニュース

現在スタンダードとなっているCATツール(翻訳支援ツール)のテキスト表示や分割方法は、効率的でない可能性があるとする研究結果が発表された。スイスの言語関連技術会社のCTO、Samuel Laubli氏を筆頭に、チューリッヒ大学の教授、Rico Sennrich氏らが著者として名を連ねる同論文が明らかにした。
ほとんどの翻訳支援ツールでは、テキストを一文毎に区切り、ソース言語とターゲット言語を左右に配置してあるが、ある程度まとまった文章を上下に表示した方が、訳文を作成する時間が短縮されるという。